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ボールパーク柏の葉【再指導】最後の夏に向けて|千葉県高校3年生投手のピッチング指導

こんにちは、投球&送球アドバイザーの飯塚大樹です。

先日、以前ご依頼いただいた千葉県の高校3年生投手から、再びピッチング指導のご依頼をいただきました。

今回は3回目の指導となります。

この選手とは、今年の4月から関わらせていただいていますが、毎回の指導で確実に前進している姿を見せてくれていて、本当に楽しみな選手です。

今回は、前回の振り返りと、再指導で感じたこと、そしてこれから夏に向けてのアドバイスをまとめていきます。


■ 前回の指導の振り返り

最初にいただいたご相談は、

「色々な投げ方を試すうちに、自分でもどう投げれば良いかわからなくなってしまった。昨年の秋から調子が落ちて、コントロールも球速も悪い……」

というものでした。

実際にピッチングを見たときの印象は、体の連動性が失われ、本来持っている力がうまく出せていないというもの。

さらに、「どんな投手になりたいか?」というビジョンが曖昧だったため、フォームが崩れた際の修正も効かない状態に。

そこで、

  • 理想の投手像を明確にする
  • 本人の感覚を大切にしながら、無理のないフォーム修正

というアプローチを取りました。

その結果、球速は12キロアップ。調子が良かった頃と同じくらいの球速に戻り、選手本人も明らかな手応えを感じてくれていました。


■ 再指導のきっかけは「打ち込まれた試合」

その後、再度連絡をいただいたきっかけは「試合でかなり打ち込まれてしまった」とのこと。

実際に再びピッチングを確認すると、前回に比べて球速が約10キロダウンしていました。

詳しく話を聞くと、試合では変化球を1種類しか使わず、前回指導で取り組んだ変化球は使わなかったとのこと。これは非常にもったいないと感じました。

ピッチャーというポジションは、どんなに良い球を投げても打たれる時は打たれます。
逆に、感覚的には「気持ち悪い」と感じても、抑えられればそれが正解。

だからこそ、「試す」ことの重要性を改めて伝えました。


■ できている点、戻ってしまった点を整理して再調整

今回は、前回の指導を振り返りながら、

  • 今も継続できている良いポイント
  • 元に戻ってしまった部分

を丁寧に整理し、再びフォームの調整を実施。

変化球については「試してみたら案外悪くなかった」と本人も実感してくれたようで、球速も2キロアップ

フォームも安定感が戻ってきており、前向きな感触を得られた再指導になりました。


■ そして迎えた3回目の指導

本日、3回目の指導を行いました。

場所は【フィールドフォースボールパーク柏の葉】のピッチングエリア。

捕手側に球速表示があるので、ピッチャーには特にオススメの施設です。

今回は、指導前の時点ですでに前回のMAXを更新している状態で、調子は上々。

ただし、

  • 回転がやや甘い
  • 投げミスが時折見られる

という点があり、さらに上を目指すために、

  • 軸足で力を出す感覚
  • 胸から腕の連動(ボールを持つ手までのつながり)
  • 踏み込み足の使い方

といったポイントを中心に練習しました。

最後にはボールの握りと力加減の再調整も行い、自己最速となる111キロを記録!


■ 最後の夏へ向けて

この選手とは、次回の指導予約もいただいており、おそらくそれが最後の指導になるかと思います。

残りわずかとなった高校野球生活。悔いのない「最後の夏」を過ごせるよう、僕自身も全力でサポートしていきたいと思います。

最後にもう一度、この選手の挑戦に立ち会わせていただけたことに感謝します。

本当にありがとうございました。

次は120キロ、目指していこう。


【指導場所紹介】

フィールドフォースボールパーク柏の葉(ピッチングエリア)
→ 捕手側にスピードガン表示ありで、投手にオススメの練習環境です。

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「とりあえずキャッチボール」

が一般的ですが初めのうちに野球の投げ方ではなく押し出すようなダーツ投げで練習を続けてしまうと悪い癖がついてしまいます。

今回のように初めの段階で指導の依頼をいただけたのは個人的にはすごく良いことだと感じました。

「努力は裏切らない」 と言われることがあります。

私も学生時代はそう信じてひたすら投げ込み、走っていました。

しかし筋力はついたが上達しない、そしてオーバーワークで怪我をして終わりました。

学生野球を終えてから気付きました。

正しい方向に向けた努力をしないと「努力は簡単に裏切ります。」 投げる動作って簡単なようで非常に難しいです。

そして投げ方を伝えることも難しい。

伝え方を間違うと投げ方を見失ったり、最悪イップスになることもあったり。

だから当たり前ですが簡単な気持ちで指導はできません。

やるからには真剣に向き合い、一人一人の特徴や感覚を確認し大事に、その中で力を伝える方法を探しています。

決して一方通行の指導にならないように会話、雰囲気を大事に。

今回のような

  • 野球未経験の子供
  • 控え投手でくすぶっているけどエースを取りたい

そんな投手達に「投げることは楽しいことだよ!」って伝えていきたい。

今回も指導をする中で私も発見できたり、伝え方など勉強にもなりました。

ご利用ありがとうございました。

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指導への想い

少年時代から厳しい言葉を浴びせられ、解決方法もわからず野球が嫌いになり辞めていった人を何人も見ています。

今思うと野球チームの指導者は、どうしても全体を見る中で個人(投手)を見なければならないので、選手個人の課題や悩みはそれぞれです。

そして全体を見なければならないので個々にあった練習メニューは難しく全員同じメニューになりがちです。

野球の現場においては全員同じ練習を行い、その中でたまたま練習方法やコツをや感覚を掴むのが上手な選手が伸びていくことが多かったと思います。

個別の対応がなかなかできないので、私みたいに伸びていかない選手、挫折した選手、素質があっても上のステージに進めなかった選手も多かったと思います。

しかし現場では外部の指導者に依頼をすることに抵抗をもつ指導者が多いのも事実です。

専門的に学んでいる人、専門的な知識を持っている人が増えてきて、個別に指導することが非常に有効になってきました。

例えば、勉強に置きかえると苦手な科目には家庭教師つけたり、塾や予備校に通ったりするのと全く同じ話で、投手(ピッチャー)の個人指導も必要だと考えられます。

だからこそ私は1人でも多く「できない選手をできるようにする」

そして「できるようになることでチーム力が上がり勝利に前進する!」

そして成功体験を経験して楽しく野球をしてほしい。

そんな選手を増やすことが「夢」です。

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主な経歴

【福島県 磐城リトルリーグ】

【福島県 平第一中学校 軟式野球】

【栃木県 文星芸術大学附属高校】

🔸県大会優勝2回、関東大会出場 (1回)、甲子園出場(1回) 🔸チームメイトに佐藤祥万(高校日本代表→横浜DeNAベイスターズ→北海道日本ハムファイターズ→広島東洋カープ)

【千葉県 中央学院大学】

🔸全日本大学野球選手権大会(3回)ベンチ外 🔸チームメイトに秋吉亮(東京ヤクルトスワローズ→北海道日本ハムファイターズ→福井ネクサスエレファンツ→福岡ソフトバンクホークス→千葉スカイセイラーズ)

【南関東日野自動車千葉支社(旧 千葉日野自動車)軟式野球部 〜2021】

🔸高松宮賜杯2部出場(日本一+MVP)、高松宮賜杯1部出場 、東日本大会2部出場(日本一)

【現在】 【栃木県 タイセイビッグキャビン(旧ヤマショウルースター)〜】

🔸東日本大会1部出場 、関東クラブ人軟式野球大会(準優勝)

2022年6月〜  【千葉市中央区にてELEVEN DESIGN開業

🔸投球指導(出張投球指導、オンライン投球指導、千葉市野球スクール)、WEBデザイナー(ワンコインホームページ制作)、防錆塗料代理店

そんな私ですが大人気野球YouTuberのトクサンTVに1度、クーニンTVに2度出演しています。一応貼っておきますので興味があれば是非!!!

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